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雨で汚れが落ちる!セルフクリーニング機能を持つ外壁について

  • コラム
家の外壁のメンテナンスは、多くの時間とコストがかかるため、効率的な方法を求めている家主の方は多いのではないでしょうか。
外壁が汚れたままだと、家の印象が悪くなるだけでなく、劣化も早まってしまいます。
そんな悩みを解決してくれるのが、セルフクリーニング機能付きの外壁材です。
この記事では、セルフクリーニング機能の仕組みと、それが家主にもたらす具体的なメリットについて詳しく解説します。

□セルフクリーニング機能の秘密:雨で汚れが落ちる外壁の秘密


セルフクリーニング機能付きの外壁材は、特殊な光触媒コートが施されているため、太陽光の力で汚れを分解し、雨で流れやすくなっています。
その仕組みを詳しく見ていきましょう。

1:光触媒コートの役割

外壁材に使われている光触媒は、主に酸化チタンです。
この物質は、太陽光を吸収すると化学反応を起こし、空気中の酸素や水と反応します。
その結果、外壁に付着した汚れを分解する力を発揮するのです。

2:汚れが浮き上がる現象

光触媒コートによって、外壁にこびりついていた汚れが分解されると、汚れの付着力が弱まります。
まるで、洋服に洗剤をつけて油汚れが浮き上がるような現象が起きるのです。
これにより、雨水で汚れが流れ落ちやすくなります。

3:超親水性による汚れ落とし効果

光触媒コートのもう一つの特徴は、超親水性です。
酸化チタンが太陽光を受けると、水となじみやすい親水基という物質が発生します。
これによって、汚れの下に水が入り込みやすくなり、分解しきれなかった汚れも浮かせて流す効果が期待できます。

セルフクリーニング機能付き外壁材を採用することで、以下のようなメリットが得られます。

・外壁掃除の回数が減り、手間とコストを削減できる
・長期間にわたって、美しい外観を保ちやすい
・特に、時間の経過とともに蓄積する汚れを防ぎ、外壁の劣化を遅らせられる

ただし、鳥の糞や大きな泥汚れなどは、セルフクリーニング機能だけでは落ちきらないため、定期的な水洗いは必要です。
それでも、従来の外壁材に比べれば、格段にメンテナンスが楽になるでしょう。

□新生光セラ:未来の外壁に求められる機能性


セルフクリーニング機能に優れた外壁材として注目されているのが、ケイミュー社の『新生光セラ』です。
この製品は、高い汚れ分解力と環境浄化機能を兼ね備えており、色あせや日焼けにも強いセラミックコートが施されています。

1:光セラと親水セラの融合

『新生光セラ』は、従来の「光セラ」と「親水セラ」という2つの外壁材の長所を組み合わせた製品です。
光セラは、光触媒の力で汚れを浮かせ、雨で流す機能を持ち、親水セラは、雨水で汚れを流す機能に特化していました。
この2つの性能を融合させることで、より高いセルフクリーニング能力を実現しています。

2:優れた汚れ分解力と環境浄化機能

メーカーの実験では、『新生光セラ』は他社製品と比べて、非常に高い汚れ分解力を示しました。
太陽光に反応して有機物を分解し、超親水性によって汚れを雨で流す性能は、トップクラスと言えるでしょう。
さらに、光触媒の作用で、大気中の窒素酸化物や硫黄酸化物などの有害物質を無害なイオンに分解する環境浄化機能も備えています。
50坪の家1軒で、NOxを最も吸収するポプラの木12本分に相当する効果があると言われています。

3:色あせ・日焼けに強いセラミックコート

『新生光セラ』には、セラミックコートが施されているのも大きな特長です。
このコーティングが紫外線をガードし、長期間にわたって外壁の色あせや日焼けを防ぐ役割を果たします。
美しい外観を保つために、定期的な塗り替えが不要になります。

□まとめ


この記事では、セルフクリーニング機能の仕組みと、それが家主にもたらす具体的なメリットについて詳しく解説しました。
雨で汚れが落ちる外壁について、ぜひ覚えておいてくださいね。