和瓦屋根の施工の流れをわかりやすく解説|安心して任せるための基礎知識
- コラム
和瓦屋根の施工の流れをわかりやすく解説|安心して任せるための基礎知識
日本の住宅で長く親しまれてきた和瓦屋根。重厚感のある佇まいと高い耐久性が魅力ですが、 「実際にどんな流れで工事が進むの?」「工事中は何をしているのか分からなくて不安…」 と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、和瓦屋根の施工の流れを、初めて屋根工事をされる方にも分かりやすく解説します。 施工内容を知っておくことで、工事への不安を減らし、業者選びの判断材料にもなります。
和瓦屋根とは?
和瓦屋根とは、粘土を高温で焼成して作られる瓦(いぶし瓦・釉薬瓦など)を使った屋根です。
耐久性・耐火性・遮音性に優れており、適切な施工とメンテナンスを行えば50年以上使い続けることができます。
和瓦屋根の施工の流れ
① 現地調査・屋根診断
まずは屋根の状態を確認する現地調査から始まります。
屋根の形状・勾配・下地の状態・既存瓦の種類などをチェックし、必要な工事内容を判断します。
最近では、ドローン点検を活用し、安全かつ正確に屋根全体を確認するケースも増えています。
② 工事内容の説明・お見積もり
調査結果をもとに、施工内容や工事範囲について分かりやすく説明します。
この段階で、瓦の種類・補修方法・工期の目安などを確認し、納得したうえで工事を進めます。
③ 既存瓦の撤去(葺き替え・下地補修の場合)
葺き替え工事や下地補修を行う場合は、既存の瓦を一度取り外します。
瓦は再利用できる場合もあり、状態を見極めながら丁寧に撤去します。
④ 下地(野地板・防水シート)の施工
和瓦屋根で非常に重要なのが、下地工事です。
野地板の補修・交換を行い、その上に防水シート(ルーフィング)を施工します。
この防水シートが、雨漏りを防ぐ最後の砦となるため、確実な施工が欠かせません。
⑤ 瓦桟(かわらざん)の設置
防水シートの上に、瓦を引っ掛けるための瓦桟を取り付けます。
瓦のサイズや屋根勾配に合わせて、正確な間隔で設置することが重要です。
⑥ 和瓦の葺き作業
いよいよ瓦を一枚ずつ葺いていきます。
瓦の通りを揃えながら、ズレや隙間が出ないよう丁寧に施工します。
現在では、耐震・耐風対策として、瓦を固定する工法(ビス留め・ガイドライン工法など)を採用することが一般的です。
⑦ 棟(大棟・隅棟)の施工
屋根の頂上部分にあたる棟は、雨漏りが起きやすい重要な部分です。
棟瓦を積み、漆喰や専用金具を用いてしっかり固定します。
この工程の仕上がりが、屋根全体の耐久性と美観を大きく左右します。
⑧ 最終確認・清掃・お引き渡し
施工完了後は、全体の仕上がりを確認し、瓦のズレや施工不良がないか最終チェックを行います。
問題がなければ清掃を行い、お引き渡しとなります。
和瓦屋根の施工で大切なポイント
- 下地工事を丁寧に行っているか
- 耐震・耐風対策を考慮した施工か
- 瓦の特性を理解した職人が施工しているか
和瓦屋根は、職人の技術力によって仕上がりと耐久性に大きな差が出ます。
まとめ|和瓦屋根は施工の質が寿命を左右します
和瓦屋根は、正しい施工を行えば非常に長持ちする屋根材です。
だからこそ、施工の流れを理解し、信頼できる専門業者に依頼することが大切です。
和瓦屋根について気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。