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台風で瓦がズレるのを止める!ラバーロック工法の正しい知識を知りましょう

  • コラム
屋根の維持管理に価値を見出し、家を守りたいと考える家主にとって、台風や強風からの保護は大きな関心事です。
特に、瓦のズレや落下を防ぐことは、家全体の安全を守る上で欠かせません。
このようなニーズに応える効果的で経済的な方法の一つがラバーロック工法です。
この記事では、ラバーロック工法の概要、メリット、デメリット、そして実施すべきかどうかを解説します。
 

□ラバーロック工法とは?台風対策で瓦のズレを止める秘密の武器

 
ラバーロック工法は、強風による瓦のズレや落下を防ぐために開発された維持管理方法です。
以下にメリットとデメリットを解説していきます。
 

*メリット

 

1:経済的な対策

 
費用、耐用年数、工期の面でラバーロック工法は比較的手軽に実施できる方法です。
20~40万円の間で施工が可能で、5~10年の耐用年数を持ちます。
特に、新しい瓦やコーキング材の選択によっては、さらにコストパフォーマンスを高められます。
 

2:即効性

 
工期は5~7日程度と短く、施工後すぐに台風をはじめとする強風から瓦を守れます。
これにより、急な天候の変化にも対応しやすくなります。
 

3:相談件数の多い時期に対応

 
梅雨前の4~5月や、台風シーズンの最中に瓦のズレが気になり始める家主にとって、ラバーロック工法は即座に施工が可能で、迅速な対策を取れます。
 

*デメリット

 

1:瓦の再利用不可

 
ラバーロック工法を施工すると、瓦の再利用ができなくなります。
将来的に屋根修理を行う際には、コーキングを剥がす作業が増え、結果的に屋根材の撤去費用が上乗せされる可能性があります。
 

2:湿気の蓄積

 
間違った方法でラバーロック工法を行うと、瓦の下に湿気がたまり、下地が傷む原因になります。
瓦を固定するために四方すべてをコーキングしてしまうと、湿気の逃げ道がなくなります。
正しくは、瓦の桟山部分のみに施工することが推奨されています。

□ラバーロック工法はすべてが悪いものではない

 
「ラバーロック=悪徳会社の勧める修理法」という誤解がありますが、実際には、自然災害が多い地域の住宅や、突風や地震対策が必要な場所、比較的新しい住まいで雨漏りしている場合など、ラバーロックが必要な条件は存在します。
重要なのは、適切な会社選びと正確な施工です。
 

*適切な条件

 

1:自然災害が多い地域

 
台風の強風や地震の揺れで瓦がズレることを予防するために、ラバーロックを施工することが有効です。
 

2:突風対策や地震対策

 
近年では、地震や台風がほとんど来ていない地域でも被害が発生しています。
ラバーロックは、将来の突風や地震の対策に最適です。
 

3:比較的新しい住まいでの雨漏り

 
築十数年以下の比較的新しい住まいでは、ラバーロックで雨漏りが止まる可能性があります。
この方法は、一部または全面の屋根葺き替えよりもコストを抑えられる場合があります。
 
当社では、屋根リフォームや屋根葺き替えといった、さまざまな屋根修理メニューを提供しています。
はじめての方でも安心してご利用いただけるよう、無料屋根診断もございますので、お気軽にお問い合わせください。

□まとめ

 
ラバーロック工法は、特定の条件下で非常に有効な対策となり得ます。
しかし、デメリットも存在するため、実施を検討する際には、そのメリットとデメリットをしっかり理解し、信頼できる会社に相談することが重要です。
自宅を台風や強風から守りたいと考える家主にとって、適切な判断を下すための知識として、ラバーロック工法について知っておく価値は大きいでしょう。