葺き屋根にはどのような種類が?機能と美しさを両立したい人へ
新築やリフォームを検討している家主にとって、自宅の屋根材選びは重要な事項です。
屋根一つでその家の印象が決まるといって過言ではないことも。
この記事では屋根材の種類とデザイン性や機能性を含めたそれぞれの特性を解説します。
□屋根についての基本から!屋根が持つ役割とは
屋根の役割は多岐にわたり、家族を自然災害から守る防護壁の役割を果たすことから始まります。
たとえば台風や集中豪雨を含む自然災害があったとき、屋根は私たちの安全な避難所となる家を守ります。
また、家の外観にも大きな影響を与えます。
屋根の形状や色、素材は家全体の見た目を大きく左右し、建物に独自の個性を与えます。
さらに、屋根は室温のコントロールにも一役買っています。
夏の暑い日差しを遮り、冬の寒さを防ぐことで、一年を通して快適な居住空間を維持する助けとなります。
これはエネルギーコストの削減にもつながり、経済的にも大きなメリットがあります。
加えて、最近では太陽光発電パネルの設置場所としての役割も担っており、持続可能なエネルギー源としての利用が進んでいます。
屋根は私たちの生活に欠かせない多様な機能を持つ重要な部分です。
そのデザイン性からエネルギー創出、さらには快適な居住空間の維持に至るまで、屋根が果たす役割は非常に大きいのです。
□屋根葺材の種類について
屋根葺材の特徴について種類ごとに紹介します。
1:粘土系
粘土系は、粘土を焼いて形成された瓦です。
断熱性や遮音性に優れています。
また、粘土自体は半永久的に使用できる素材になります。
2:セメント瓦
セメント瓦は、価格が比較的安価で、さまざまな形状があります。
衝撃に弱いというデメリットがありますが、現在は線維を混ぜて補強したセメントハイブリッド瓦もあります。
3:金属系
金属系の屋根材は、耐久性と、加工の自由度が高いことが特徴です。
また、防水性にも優れています。
4:アスファルトシングル
ガラス基材にアスファルトをコーティングし、表面に石粒を吹き付け加工している屋根材です。
シート状で扱いやすいため、施工性に優れていることが特徴です。
□まとめ
屋根材選びは、デザインと機能性のバランスを考える必要があります。
それぞれの特徴を理解し、自宅の条件や皆さまの理想に合った最適な選択を行うことが大切です。
当社ではお客様とのコミュニケーションを大切にしています。
修理の進捗状況や提案内容を丁寧に説明し、お客様の要望を反映させながら作業を進めていますので、はじめての方でも安心してご利用ください。