雨音うるさい原因と対策|ポタポタ音や響きを防ぐ方法を解説
- コラム
雨音がうるさく、睡眠や集中が妨げられ、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
雨音は、屋根や建具、雨樋など様々な原因で発生します。
本記事では雨音の原因、適切な対策方法を紹介します。
□雨音うるさい原因|屋根や建物、雨樋など様々な原因をチェック!
雨音がうるさいと感じる原因は、屋根材や建具、建物自体に原因があり、雨音を響かせている可能性があります。
1: トタン屋根のような金属屋根
トタン屋根は薄くて軽く、施工しやすいことから多くの住宅で採用されています。
しかし、その材質の特性上、音の反響が大きく、大雨が降った際には、まるで家全体で楽器が鳴っているかのような騒音になることもあります。
2: ベランダの屋根のポリカーボネート
ベランダやテラスの屋根に多く用いられるポリカーボネートは、紫外線や温度差に強く、耐久性も高いですが、薄くて軽い素材のため音が響きやすいです。
3: 雨樋
雨樋は、屋根に降った雨水をまとめて排水する役割を担っています。
雨樋が詰まったり破損したりすると、その役割を果たせず雨水が溢れてしまい、勢いよく下に落ちた雨水が地面や庇、1階の屋根、ベランダの床などに当たり、騒音の原因となります。
また、雨樋の詰まりや破損は、雨の音を響かせるだけでなく、外壁などの劣化も早めてしまうため、早急に修繕が必要です。
4: 庇
雨よけのために設置された庇も、騒音の原因となることがあります。
特に、古い住宅では金属製の庇が多く、材質上雨があたると大きな音が発生します。
また、デザイン性の高い住宅が増加していることから、建物の構造上、庇に雨があたりやすくなっているケースも考えられます。
5: 換気口やフード
換気口から雨風の音が室内に伝わったり、換気口に着けられたフードに雨があたることで、雨音による騒音が発生することもあります。
□ポタポタ音の原因と対策|雨漏りや害獣の侵入も考えられる
ポタポタと音が聞こえる原因としては、雨漏りや害獣の侵入など、様々なケースが考えられます。
1: 老朽化や設備の不備による雨漏り
建物の老朽化や設備不良によって雨漏りが発生し、ポタポタ音が聞こえることがあります。
屋根、外壁、サッシから雨漏りしている、断熱材が濡れている、木材やボードが腐食・カビが生えているなどの状況が見られる場合は、雨漏りを疑い、早急に修理を行う必要があります。
雨漏りを放置すると、建物の内部にしみ込んでしまい、カビやシロアリなどの二次被害が発生し、建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。
2: 害獣や寒冷地など雨漏り以外のケース
害獣の侵入による糞尿や、寒冷地で冬期間に発生する結露も、ポタポタ音の原因です。
害獣の侵入による糞尿が原因の場合は、害獣駆除業者に依頼する必要があります。
寒冷地では冬になると結露が発生しやすく、ポタポタと音が聞こえることがあります。
また、水道管からの水漏れも、ポタポタ音の原因となります。
経年劣化や地震・凍結が原因で水道管が破裂した場合は、早急に修理を依頼してください。
□まとめ
雨音は、屋根材や建具、雨樋、庇など、様々な原因によって発生します。
ポタポタ音は、雨漏りや害獣の侵入、結露など、原因を特定して適切な対策を行う必要があります。
雨音についてご相談があれば、ぜひ当社までご連絡ください。