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雪に強い屋根とは?種類と対策を解説します!

  • コラム
屋根の雪対策、万全ですか? 近年、積雪量の増加や異常気象により、屋根への雪の負担はますます大きくなっています。
大切な家を守るためにも、雪に強い屋根材選びや適切な対策は必須です。
今回は、屋根の雪対策について、様々な角度から解説します。
雪の多い地域にお住まいの方、これから住宅を建てる方、リフォームを検討中の方にとって役立つ情報が満載です。
ぜひ最後までお読みください。

雪に強い屋根とは?選び方を紹介!

積雪地域における屋根材の選び方のポイント


屋根材を選ぶ際には、吸水率の低さ、耐久性、軽量さが重要なポイントとなります。
吸水率が高いと、雪解け水が屋根材に浸入し、凍結・融解を繰り返すことで屋根材の劣化を招きます。
耐久性が低いと、雪の重みで破損するリスクがあります。
また、軽量な屋根材は、屋根への負担を軽減し、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。

雪に強い屋根材の種類と特徴


雪に強い屋根材として、金属屋根(ガルバリウム鋼板など)、陶器瓦、自然石粒付鋼板などが挙げられます。
ガルバリウム鋼板は、錆びにくく、軽量で耐久性が高いのが特徴です。
陶器瓦は、吸水率が低く、凍害や塩害に強いと言われています。
自然石粒付鋼板は、ガルバリウム鋼板に自然石粒をコーティングすることで、さらに耐久性と耐雪性を高めています。
それぞれの屋根材にはメリット・デメリットがあるので、地域特性や予算などを考慮して最適なものを選びましょう。

無落雪屋根システムによる雪対策


無落雪屋根は、雪が屋根に積もらず、自然に滑り落ちる構造の屋根です。
勾配屋根方式、フラットルーフ方式、スノーダクト方式など、様々なタイプがあります。
勾配屋根方式は、屋根の傾斜を利用して雪を落とすシンプルな方法です。
フラットルーフ方式は、屋根を平らにすることで、雪が均等に積もり、負担を軽減します。
スノーダクト方式は、屋根の中央にダクトを設置し、雪解け水を効率的に排水するシステムです。

その他有効な雪対策方法(屋根融雪・雪止めなど)


屋根融雪システムは、電気や灯油などの熱を利用して屋根の雪を融かすシステムです。
全面融雪、部分融雪、軒先融雪など、融雪範囲を選べます。
雪止め金具は、雪が屋根から滑り落ちるのを防ぎ、落雪事故を防ぐための重要な設備です。
適切な位置に設置することで、安全性を高めることができます。

屋根のメンテナンスと寿命


屋根の寿命は、使用する屋根材やメンテナンス状況によって異なります。
定期的な点検や清掃、必要に応じての修理・補修を行うことで、屋根の寿命を延ばし、安全性を確保できます。
特に雪の多い地域では、冬期の点検を怠らないことが大切です。


雪による屋根への被害とリスク軽減策

雪の重みによる屋根への負担


大量の積雪は、屋根に大きな負担をかけます。
特に古い建物や耐久性の低い屋根材の場合、雪の重みで屋根が破損する可能性があります。
屋根の構造強度を事前に確認し、必要であれば補強工事を行うことが重要です。

凍結による屋根材の劣化


雪解け水が凍結・融解を繰り返すと、屋根材が劣化し、ひび割れや漏水などの原因となります。
吸水率の低い屋根材を選ぶこと、適切なメンテナンスを行うことで劣化を防ぐことができます。

落雪事故のリスクと対策


積もった雪が突然落下する落雪事故は、非常に危険です。
雪止め金具の設置、定期的な雪下ろし、屋根の形状などを工夫することで、落雪事故のリスクを軽減できます。

適切なメンテナンスによる被害軽減


定期的な屋根の点検・清掃は、雪による被害を軽減する上で非常に重要です。
小さな損傷を発見し、早期に修理することで、大きな被害を防ぐことができます。

屋根の補修・リフォームのタイミング


屋根に損傷が見られた場合、または築年数が経過している場合は、補修やリフォームを検討しましょう。
専門業者に点検・診断を依頼し、最適な施工方法を選択することが重要です。


まとめ


今回は、屋根の雪対策について、屋根材の選び方、無落雪屋根システム、その他の対策方法、雪による被害とその軽減策などを解説しました。
雪の多い地域では、適切な屋根材選びと定期的なメンテナンスが、家を守る上で非常に重要です。
ご自身の家の状況に合わせて、最適な対策を選択し、安全で快適な住まいを保ちましょう。
この記事が、皆様の屋根の雪対策にお役立てば幸いです。
専門業者への相談も、有効な手段の一つです。

当初は和瓦を中心に仕事をしていましたが、時代の移り変わりとともに、洋瓦・スレート瓦はもちろん、機能性の高い屋根材料の取り扱い、雨漏りの修理、屋根・外壁の塗装と外装リフォームに関する全般に力を入れております。
住宅のメンテナンスや工事をご検討の方は、ご気軽にご連絡ください。